【合成界面活性剤による支障】
=空気汚染や衣類汚染=
化学物質過敏症(CS)と気付いた頃から、洗剤や香料の臭いにとても敏感になり、即座に頭をキリキリ締め付けられるような耐え難い痛みを感じ、時には咳き込み呼吸困難を起こすようになりました。
CS発症以前から、衣類の洗濯には合成界面活性剤を使っていない香料無添加の粉石けんや液体石けんを使っていましたし、柔軟剤も滅多に使っていませんでした。
■一般の身体を洗っていた合成界面活性剤や香料入りの固形石けんが辛くなり・・・
<石けんやシャンプーの変更>
自分自身が使うものを、合成界面活性剤を使っていない石けんや石けんシャンプーに変更。
家族も身体は私と同じ石けんで洗ってくれるようになるが、シャンプーは好みではない、使い勝手が悪いからと変更してもらえない。
■家族が風呂から出てくると苦しくて、逃げ惑うようになる。
家族が歯磨きをした後も、歯磨き剤の臭いで苦しくなる。
<家族も石けんシャンプーに変更>
次々と違う銘柄の石けんシャンプーのお試しを繰り返し、何とか変更してもらう。
歯磨きは変更が難しくて、歯磨き直後は接近しないようにする。
(寝る前に磨くので、私が寝てから磨いていた)
<固形石けんで髪も洗う>
私自身は、石けんシャンプーも使えなくはないけれど、固形石けんで洗った方が楽なので、虎杖伝説石けんやEMオリーブ石けんが泡立ちも良く、リンス無しでも髪もパサつかず、お気に入りでずっと髪を洗う。
<石けんを使う回数を減らす>
皮膚のトラブルを繰り返し、皮膚が落ち着くまで石けんを使うのを止める。
身体を石けんで洗うのを週に1度にして1年あまり。
<お湯だけで髪を洗う>
今年から、髪も身体も石けんを使わずに、お湯だけで洗い始め、1ヶ月が過ぎました。
今のところ、不快感も無く、トラブルもありません。
絶対使わないというのではなく、必要と感じたら使う予定です。
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★私の洗い方
熱めのシャワー(刺激となるほど熱くはしない)で、指の腹で頭皮をマッサージするように、隅々まで丁寧にお湯のシャワーをかけながら洗い流します。
桶でお湯をかけるより、シャワーの水圧も利用した方がすっきりする感じがします。
★徐々に身体を慣らす
何度も湯シャンに挑戦しながら、上手くいかなかったのは、いきなり石けんを絶ったからではないかと、私は思います。
これまで湯シャンで、髪がベタついたり、痒くなったりした経験を何度も何度も繰り返しました。
それでも、2回のうち1回は石けんを使う、3回のうち1回にする・・・というように、徐々にお湯だけの日を増やしていったら、石けんは無くても変わりなくなってきて、石けん無しの方が快適になりました。
まだ、完全カットは1ヶ月です。
夏になったら、石けんを使いたくなるかもしれませんので、その時は使おうと思います。
私の髪の状態を見ながらやっていこうと思います。
石けんやシャンプーで洗い続けていた頃は、頭皮も懸命に皮脂を出して頑張っていたのかな?
徐々に慣らせば、皮脂も少なくて済むって身体も覚えるのかも・・・なんて私流の解釈をしています。
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カサついたらオイルを足す。
痒くなったら、何かをつける。
ずっと足し算で対処してきたのを、何もしない方向に向かうようになりました。
もう、5年以上化粧水も使っていません。
年に数回、乾燥のひどい時にオイルを塗る程度。
リップクリームも欠かせなかったけど、この冬は2回しか使っていないみたいです。
ちょっとカサついてますけど、口びるがずるずる剥けたり、切れて血がにじむことも無くなりました。
自分の治癒力に感謝です。
先回りして足し算せず、じっくり様子をみるゆとりができたように思います。
湯シャンも無理の無いように続けたいと思います。
とっても安上がりです♪